ブラックショーマンと名もなき町の殺人を読んで
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12月5日購入 6日に完読
東野圭吾さんの新作です。サクサク読めます。
東野圭吾さん作品の中でいうと マスカレードホテルに似ているかなと。
人と人との繋がりだったり。
※ネタバレありとなっております。
太字でアナウンスしますが本を未読の方はお気をつけください。
この本、各シーン、映像が鮮明に頭の中に浮かんできます。さすが東野さんだぁ〜。
そして探偵役が魅力的でした!
◯この先ネタバレあり
1ページ目からがワクワク…。何これ…いいじゃん…。アドレナリン出るじゃん?という感じで読書開始。
考えながら読みましたよ。このマジシャンがキーとなる人なんだろうな、だってタイトルに「ショーマンって入ってるもんな」とか。
本当に派手で、いい掴み。
映像にしたら映えるな〜
中間。コロナの話題が多い。すごい。十年後とかに読んだら歴史の教科書になりそう(それは言い過ぎ)
リモート、テレワーク、等コロナならではの用語も多いですね。
何十年後の人が読んだら用語の検索しながら読むのかな、なんて考えました。
それもいいね。知識もつくし話も入ってくるし一石二鳥。
そして、登場人物が多い。(私が覚えられないだけ)
読んでいくうちに「あれ…、これ誰だっけ…」って。
同級生(柏木ら辺)混乱しました。
そしてね、なぜか読んでいくうちにテンションが盛り下がりました。
原因はね、、、、重い。問題がリアル。
夫婦が2組とカップルが1組出てくるけど、幸せじゃないのよ。
各組みが抱えている問題がなんかこう、謎解きに関わってくるならいいのだけれど…エグい。
ミスリードを誘うにしてもな、なんかこう釈然としなかったです。
でもきっと好きな人は好き。
ラストの問題解決シーン。
叔父さんの学校での華麗な謎解きシーンは置いといて、(学校シーン映像化したら映えそう。勝手に木村拓哉さんを想像してた)
バーでのシーン。叔父さんが経営する。
あらかっこいい。そうやって終わるのね…。素敵なオジサマだこと…なんて思ってたら
いやお前いるんかーい、っていう。笑
この終わり方は続編があるのだな、次も読もうとなりました。
そうですよね東野さん…!!!
思うがまま書いた感想を無理やりまとめるなら…映像化したら映えるやん!!!です。
全体的に 「今この場面は〇〇さんがこんな顔してます」、とか「こういう空気です」、っていうのが詳細に書かれているなと。
映像化したら あー!これこれ!こうだよね!ってなるかな、と。
終始映えます。私にはわかります。
あまり本を読まない方にもおすすめできそうです。コロナなどと絡めながら読みすすめていけるかな、と。
加えて東野圭吾さんの読みやすい文章も加わるので、読み途中で挫折することはないでしょう。責任は負いません。
以上です。