我の日々

23歳。女。好きなものを好きなだけ。 思ったことをつらつらと。趣味は読書。

ブラックショーマンと名もなき町の殺人を読んで

12月5日購入 6日に完読

 

東野圭吾さんの新作です。サクサク読めます。

東野圭吾さん作品の中でいうと マスカレードホテルに似ているかなと。

人と人との繋がりだったり。

 

 

※ネタバレありとなっております。

 太字でアナウンスしますが本を未読の方はお気をつけください。

 

 

 

 

 

この本、各シーン、映像が鮮明に頭の中に浮かんできます。さすが東野さんだぁ〜。

そして探偵役が魅力的でした!

 

 

 

 

 

◯この先ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1ページ目からがワクワク…。何これ…いいじゃん…。アドレナリン出るじゃん?という感じで読書開始。

 考えながら読みましたよ。このマジシャンがキーとなる人なんだろうな、だってタイトルに「ショーマンって入ってるもんな」とか。

 本当に派手で、いい掴み。

 映像にしたら映えるな〜

 

 中間。コロナの話題が多い。すごい。十年後とかに読んだら歴史の教科書になりそう(それは言い過ぎ)

 リモート、テレワーク、等コロナならではの用語も多いですね。

 何十年後の人が読んだら用語の検索しながら読むのかな、なんて考えました。

 それもいいね。知識もつくし話も入ってくるし一石二鳥。

 

 そして、登場人物が多い。(私が覚えられないだけ)

 読んでいくうちに「あれ…、これ誰だっけ…」って。

 同級生(柏木ら辺)混乱しました。

 

 そしてね、なぜか読んでいくうちにテンションが盛り下がりました。

 原因はね、、、、重い。問題がリアル。

 夫婦が2組とカップルが1組出てくるけど、幸せじゃないのよ。

 各組みが抱えている問題がなんかこう、謎解きに関わってくるならいいのだけれど…エグい。

 ミスリードを誘うにしてもな、なんかこう釈然としなかったです。

 でもきっと好きな人は好き。

 

 

 ラストの問題解決シーン。

 叔父さんの学校での華麗な謎解きシーンは置いといて、(学校シーン映像化したら映えそう。勝手に木村拓哉さんを想像してた)

 バーでのシーン。叔父さんが経営する。

 あらかっこいい。そうやって終わるのね…。素敵なオジサマだこと…なんて思ってたら

 いやお前いるんかーい、っていう。笑

 この終わり方は続編があるのだな、次も読もうとなりました。

 そうですよね東野さん…!!!

 

 思うがまま書いた感想を無理やりまとめるなら…映像化したら映えるやん!!!です。

 全体的に 「今この場面は〇〇さんがこんな顔してます」、とか「こういう空気です」、っていうのが詳細に書かれているなと。

 映像化したら あー!これこれ!こうだよね!ってなるかな、と。

 

 終始映えます。私にはわかります。

 

 あまり本を読まない方にもおすすめできそうです。コロナなどと絡めながら読みすすめていけるかな、と。

 加えて東野圭吾さんの読みやすい文章も加わるので、読み途中で挫折することはないでしょう。責任は負いません。

 

 以上です。